山の日 富士山登ってみた

8月の山の日、富士山に登ってみることにした。

 

出発当日からバスの集合時間を間違えてしまい、追加のバス代を支払うことに・・・

何とか5合目に到着し、レンタルの登山靴やリュック、雨具等を借りた。高山病が心配だったため、1時間ほど体を慣らしてから出発。

 

6合目に到着した段階で既に疲れていた。おそらく1時間くらいかかっており、目安時間より大幅に遅れて到着した。

7合目に到着した時には、本来なら8合目に到着していたPM5:00になっていた。8合目に宿をとっているため、どんなに疲れていてもたどり着かなければいけない。しかしながら、7合目からがまた大変。岩場が多く現れはじめ、ちょっとした崖登りのように思えた。

泣きながら足を引きずり、何とか8合目の山小屋に到着した時にはPM7:00をまわっていた。

 

富士山ではお手洗いも有料となり、1回ごとに200円を払う必要がある。また、水も貴重と言うこともあり満足に手を洗うことが出来なかった。(ウエットティッシュは必須である)

 

泊まったのは、太子館という山小屋で、夕飯はカレーと富士山の形をした饅頭、ゼリー、ウインナーだった。量は少なめだが、疲れているためちょうど良い量に感じたし、とても美味しかった。

 

夫と2人で泊まったのだが、個室は天井が低く寝る以外は出来そうになかった。本日思ったより登るのに時間がかかってしまったこと、また山頂まで登る自信のなさや翌日のバスの時間を考え、山頂まで登るのは断念した。(夫は体力に余裕がありそうだったので、申し訳なかった・・・)

 

翌日は4時に山小屋を出発、あいにく雨が降っていたのでカッパを着ながらの下山になった。下山道は岩ではなく、砂利道だったため怖くはなかったが、雨でとても体力や体温を奪われてしまった。カロリーメイトやパンを食べながら、9:00前には何とか5合目まで戻ることができた。

 

ツアーには帰りに温泉も含まれていたので、疲れをとりながら夕方ごろ帰宅。

 

よく、初心者でも富士山は登れる等の文言を見るが、本当に体力のない人には厳しいということが分かった。帰宅して3日間は筋肉痛に苦しむことになったし、起きることも大変だった。これはこれで貴重な体験だったので、良かったとは思うが。